その昔、佐賀城下に住み、明治大正期に活躍した蒔絵師、「
芦刈梅吉」の作品が展示されていると聞き、佐賀市松原の
徴古館へ出かけました。・・・昨年暮れの佐賀新聞・有明抄にも記事が載っていましたから、ご存知の方も多いのではないかと思います。

写真は撮れませんので、作品集からいくつかご紹介しますね。
作品集に読み仮名がついてなかったら、絶対に読めなかった作品の数々です。
酸漿に蝸牛形香合。(ほおずきにかたつむりなりこうごう)
蝸牛は巻貝で作られています。

金地諫鼓鶏蒔絵香合(きんじかんこどりまきえこうごう)
太鼓の表面には雄鶏が、底面には雌鳥が描かれています。

梨子地竹に雀蒔絵香合(なしじたけにすずめまきえこうごう)
裃を着た雀が竹穴から片足を出して出てくる様子がおもしろい。

黒漆塗萩に髑髏蒔絵棗(くろぬるしぬりはぎにどくろまきえなつめ)
生い茂る萩に埋もれた髑髏(どくろ)

堆朱柘榴文煙草入(ついしゅざくろもんたばこいれ)
石榴は子孫繁栄を意味しているといわれます。

いい作品に触れて、いい気分になりました。
でもこのすばらしい伝統技術、残念ながら佐賀には残ってないようです。
注:徴古館は日曜祭日はお休みです。(ぜひ日曜祭日、開館してくだい。)
開館時間:AM9:30~PM4:00
1月29日まで。お急ぎくだい。